【胃透視・バリウム検査】バリウム検査と内視鏡(胃カメラ)はどう違うのでしょうか?

バリウム検査では胃全体の形状や粘膜状態が観察できます。前処置はなく、時間も7~10分程度で終わります。ただし、何度も体を回転させたり(バリウムを胃の内壁に付着させるため)、頭を低くしたり(観察したい部位からバリウムを避けるため)、ご自身で動いていただくので、高齢者の方や身体に障害のある方はご負担を感じるかもしれません。一方、内視鏡では経口もしくは経鼻でカメラを入れ、直接胃の内部を観察します。粘膜状態が詳細にわかるため、胃に既往歴がある方などにはおすすめです。また、バリウム検査の精密検査としても行われます。